元心療内科通い学生が避けたストレス源

うつ病になると、いままでやっていた生活のハードルがいっきに上がってしまいますよね。

 


外にでる、人と会う、話す、通学や通勤など…

 


いままでなら大丈夫だったことでもストレスに感じてしまいます。

 

わたしは学生なので大学に行かなければいけませんでした。

 

なので人と会う、話す、外にでるということは避けることができませんでした。

 


大学に行ったはいいものの、きつすぎて途中で帰ってしまったこともあります。

 


ですが、その中でもなんとか大学に通いながら克服しました。

 

なので今回はそのときに避けていたストレス源を紹介します。

 


だいじなのは"しんどい"ことを"避ける"ことです。

 

 

1,移動手段を変える

 


ここでは電車やバスなどの公共交通機関を利用して移動しているひとにむけてお伝えします。

 


まず、あなたは人が多いところに行くことに抵抗はありますか?

 

 

 

答えがyesなら移動手段を変えることをおすすめします。

 


じゃあなにに変えればいいのか?

 


率直に言うと、

・バイク

・車

・自転車

です。

 


まず大前提として電車、とくに満員電車はどんな人が乗ってもストレスになります。

 


研究によって、朝の満員電車は臨戦態勢のパイロットよりもストレスがかかるのでは?と言われています。

 


なぜ電車でストレスが溜まるのか?

・人との距離が近い

・立っていると不安定

が大きくストレスと関係しています。

 


わたしはそれと別に、電車が来るまで待たなければいけないというのもストレスに感じていました。

 


それに、知り合いに会うと話さなければいけませんからね。

 


うつ病のときはきついです。

 


わたしは人ごみのなかで揺られながら大学に着くころにはこころが消耗した状態でした。

 


ですが、バイクに変えてから満員電車で不安定な状態で立つことや人と密着することがないのでとてもストレスが軽くなりました。

 


なにより風を感じて、自然も感じられて逆にストレス発散になりました。

 


車、自転車でもストレスは減らせるとおもいます。

 


電車を使わざるを得ないひとは目的地についたらすぐに出られるように、できるだけ出口の近くにいましょう。

 

2,選択する回数を減らす

 


2つだいじなポイントがあります。

 

それは選択肢を"3つ以上"にしない、"当日に決めない"ということです

 

 

こころが病んでるときはなにかを選ぶことでさえもストレスがたまってきついことです。

 

 

その場になって迷っていたらストレスになってしまいます。

 

わたしは外に行くために着る服を選ぶのさえもきつかったです。

 


なので着ていく服や食べるものを事前に決めておくことが大切です。

 

 

それを前日もしくは毎日固定でこれをすると決めるのが楽になるコツです。

 


ちなみにわたしが固定していたものは

・着ていく服

・朝食

・昼食

 


1年間ほとんど同じ内容の食事を摂っていました。

 


※あくまで例なので自分に合った範囲でやってみてください。

 


すこしずつ回復してからうーんと選択できることを願って、不調のときは選択肢をとにかく減らしましょう。

 

 

3,飲みや食事の席になるべく行かない

 

1のときと同じで人が多くあつまるところに行くのに抵抗がある方は、飲み会も得意じゃないことが多いんじゃないかとおもいます。

 


飲みや食事の席はうつ病のひとからしたらきつすぎます。

 


嫌でも人と会い、距離も近く、話さなければいけません。

 


あなたが学生や社会人の方ならばお酒をのむことを強要されたり、酔った友達や仕事仲間からぐちを聞かされるかもしれません。

 


人のネガティブは伝染してしまいます。

 

なので、できるだけ他人からネガティブな言葉を聞かないようにしましょう。

 

 

それだけでなく、アルコールはこころに病気がある人にとってはよくないものです。

 

理由は

①薬の効き目が薄まる

②嫌な気分から、飲む量が増えて依存症になってしまう場合がある

③眠りの質を下げてしまう

④アルコールを飲んで気がおおきくなり、他者とのトラブルや自殺を引き起こす可能性がある

ということです。

 

 

うつ病に限らずアルコールは摂る量によっては危険なものになります。

 

とくに病んでしまっているときやうつ病のときは飲まない方がいいでしょう。

 


まとめ

今回はわたしが避けていたストレス源について紹介しました。

 

これをやってもだめなときは休むべきです。

それはじぶんで決めてもいいと思いますし、医者と相談して決めてもいいと思います。

 


命よりだいじなものはありません。

なにより、きずついたこころは治る保障がありません。

 


なにをやってもだめなときは休まなければ危ないというサインです。