ネットでこころ不調の原因を調べない方がいい理由
※最後まで読むのがしんどいかた今回の記事の要約をいちばん下のまとめ上のほうに書いたので、そちらを見てみてください
ふだん生活するなかで、体や心に不調を感じるときはあるでしょう。
今やネットの情報でたいていの疑問は解決するようになりましたし、ネットでしっかり調べることによって沢山の知識を得ることができるのも間違いないです。
ですが、ふだん不思議に思ったことは積極的に調べるべきですが、病気に関してはあまりおすすめできません。
「まったく調べるな!」ということではなく、すこし調べるくらいにするべきということです。
今回はその理由をお伝えします。
1.不安を煽ってしまう
不調の原因を調べたときに、「じぶんはおもい病気なんじゃないか⁈」とおもったことありませんか?
特に個人が作ったサイトやYouTubeではのクリック数や再生回数をとりたいがためにみなさんの不安を助長してしまうようなタイトルなどで誘ってきます。
そんな盛られた情報を取り入れて、不安がエスカレートすると、「サイバー心気症」という病気になってしまう可能性があります。
サイバー心気症とは、体の不調を感じるひとが情報をあつめようとインターネットの検索エンジンから調べて、さまざまな情報に触れるなかで「じぶんは病気にちがいない」と信じこんで不安をエスカレートさせてしまい、まるで依存するかのように検索し続けてしまう病気です。
本来、治療によってすぐに治せるものかもしれないはずの症状を調べることによって病気になってしまうのは元も子もないことです。
スマホと情報が普及した現代の弊害でもあります。
じぶんで判断しきれないものは1人で考えるのは得策ではありません。
「調べない方がいいならどうすればいいの?」
↓
不調の状態が2週間ちかく続くようであれば病院に行ったほうが断然良いです。
2.素人では判断できない
精神疾患は未だに解明されていない部分もあります。
ある程度の病気は検査をすれば異常が見られたりするのでどんな病気にかかっているのかがわかりますが、精神疾患の場合は血液検査やMRI、CTなどの検査をしてもどの病気なのかピンポイントにわかりません。
内臓と違って精神は"目に見えない"からです。
なので、素人にはじぶんがどんな病気なのかは判断できません。
今回の記事の要約
↓
1.不安を煽ってしまう
「サイバー心気症」というネットで病気の情報を調べることによって不安をエスカレートとさせてしまう病気になる可能性がある。
2.素人では判断できない
内臓と違って精神は目に見えないから素人じゃわからない。
まとめ
情報を得ようとするのはとてもいいことですが、それと同時に危険も潜んでいます。
その危険に晒されないようにじぶんの身をまもるために今回のことを踏まえてから、情報に触れるようにしてみてくださいね。