食事から幸せホルモンを増やすためには
あなたはふだんの生活でどのような意識を持って食事をしていますか?
おいしい、栄養があるなど、優先的に考えていることがあると思います。
食事や運動、睡眠などの習慣を整えることがだいじですが、しっかり理屈をおさえることができているでしょうか?
ストレスを溜めすぎないために、ストレス発散のためには「幸せホルモン」がすごく重要で、いちばん重要といっても過言ではないかもしれません。
今回の記事を読むことででストレス耐性をつけて、ストレス発散効果を上げるための食事を知ることができます。
なぜならストレスを発散する理屈であるホルモンの話をお伝えするからです。
今回お伝えするのは食事から幸せホルモンを増やすために重要なことをお話しします。
セロトニン、別名「幸せホルモン」
セロトニンとは?
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、感情や精神、睡眠などのふだん生活するなかで大切な機能に深く関わりがある脳内ホルモンです。
セロトニンが不足するとどうなる?
セロトニンが不足すると、良くないことがたくさんおきてしまうんです。
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慢性的なストレス・疲労、イライラ、向上心の低下、意欲低下、協調性の欠如、うつ症状、不眠といった状況に陥ってしまいます。
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上の症状がながく続いてしまったり、悪化してしまうことでうつ病、パニック障害、社会不安障害などの疾患や強迫性障害になってしまうことがあります。
なぜなら、これらの疾患はセロトニンの異常が一因と考えられているからです。
セロトニンを意識するとどうなる?
セロトニンを意識する=生活習慣が整う
なぜならセロトニンを分泌させるためには食事と運動が必要不可欠だからです
セロトニンを作るには
セロトニンは"トリプトファン"という必須アミノ酸が材料になります。
ただしトリプトファンは体内で作ることができないため食事から摂取する必要があるんです。
食事から摂ったトリプトファンは日中は"セロトニン"に変化し、夜になると睡眠を促す"メラトニン"に変化します。
そのため、トリプトファンが不足すると不眠症や睡眠の質を低下させる原因になります。
また、トリプトファンは糖質、タンパク質、脂質を代謝・分解する上で必要なビタミン(ナイアシン)の合成を行なっているので健康には欠かせない栄養素です。
トリプトファンの多い食べ物は?
豆腐、納豆、味噌、しょうゆなどの大豆製品、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類など。
その他ごま、ナッツ類、たまご、バナナにも含まれています。
また、肉(牛肉、豚肉の赤身)や魚(カツオやマグロ)にもトリプトファンは多く含まれています。
かんたんに言うと、タンパク質を摂るということです!
⚠️動物性タンパク質に含まれるBCAAというアミノ酸はトリプトファンを脳へ取り込みにくくするため、植物性タンパク質から摂るのがおすすめ。
動物性タンパク質はダメというわけではなく、ポイントをおさえる必要があります。
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もし、お肉や牛乳などの動物性タンパク質を摂るなら、炭水化物(穀類、いも類、果物など)とビタミンB6といっしょに摂ることで脳内でのトリプトファンの合成が促進されます。
トリプトファンの摂取量の目安は?
摂取量の目安は、体重1kgあたり2mg程度です。
たとえば体重が50kgなら100mgです。
まとめ
今回は「幸せホルモン」であるセロトニンを増やすための食事についてお伝えしました。
いきなり理想に持っていくのは負担がかかってしまうので少しずつ意識して取り入れてみてくださいね。