こころの不調を感じたらまず病院に行くべき理由

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※さいごまで読むのがしんどいと感じる方はさいごの"まとめ"の上に記事の要約があるので、そちらを読んでみてください。

 

 

こころの不調を感じていても、「なにをすればいいのかわからない…」ということがあると思います。

 

特に初めての場合。

 

病気じゃないなら行ってもなぁ、原因はなんだろう?と考えているうちに時間が経ってしまうひとも多くいます。

 

ですが、もしすでに病気の状態でなにもせずに時間が経ってしまえば、あとあと困ったことになります。

 

なので、はやめに病院に行くべき理由をお伝えします。

 

 

1.素人では判断がむずかしい

 

素人が判断しにくい理由は、どこからが病気なのかという明確な境界線がないからです。

 

ふだん落ち込んだり、悩んだりすることもあると思いますが、うつ病はその落ち込みからつよい抑うつ感まで連続的に変化していきます。

 

つまり、じぶんはいま落ち込んでいるのか、それとも病気なのかがわからないんです。

 

 

また、精神疾患はいまだに科学的にも証明されてない部分があります。

 

CTやMRI、血液検査をしてもどんな精神疾患にかかっているのかわかりにくいんです。

 

ストレスが溜まると、〇〇の数値が上がるなどの指標はありますが、それだけでは判断することができません。

 

病院でこころの病気を判断するときは、問診や患者の雰囲気やからだの様子を見て、判断することがほとんどでしょう。

 

というところから、じぶんで判断するのではなく病院に行き、医師に診てもらうのがいちばんです。

 

行くとしたら"精神科"もしくは"心療内科"です。

 

 

2.早めに治療するほど回復も早い

 

うつ病は薬とあわせて心理療法(こころのリハビリ)などの治療を早めにはじめると回復もはやいと言われています。

 

ですが、うつ病患者は病院に行かないひとがかなり多いんです。

 

その数はうつ患者の5人の内、3人と言われています。

 

100人いたら60人は病院に行っていないことになります。

 

そして、治療を受ける人も少ないんです。

 

病院に行かず、放置すれば他の病気と同じように、症状も次第に悪化していきます。

 

そして、症状が悪化してから治療をはじめても、治療の成果がなかなか上がらず、治療の期間も長くなってしまいます。

 


また、うつ病はきちんとした治療をしないと、今は何とかふんばって仕事を続けていたり、家事をすることができていても、徐々にからだを動かすのが億劫になったり、自分の殻に閉じこもって、日常生活人間関係にさまざまな支障をきたすようになります。


うつ病は、放っておいても気のもちようで治るというものではありません。

 

病気じゃないんじゃないか?とは考えなくていいです。

 

病気じゃなかったからといって、医師がなにか言ってくることはありませし、病院は病気かどうか確かめたり、じぶんの身体の状態を知るための場所です。

 

精神疾患じゃなかったとしても、じぶんの体の状態を知るいい機会です。

 

なので、仮に病気じゃなかったとしても行った方が良いです。

 

3.対処をすぐ考えられる

 

同じ精神疾患であっても、人それぞれ治療の方法がちがいます。

 

心理療法(こころのリハビリ)が必要なひともいますし、食事や睡眠などの生活習慣を整えることで改善を目指すひともいてそれぞれです。

 

処方される薬もちがいます。

 

なので、まずは病院に行かないと正しい対処がわからないんです。

 

 

「なにを基準に病院に行けばいいのかわからない…」という方もいるでしょう。

 

なので以下のことが2週間ほど続いていたら受診をしたほうがいいでしょう

         

【からだの面】

・食欲が減ったor増えた、食事をおいしく食べれない。

・体重が減ったor増えた

・頭や首・肩が重い。下痢や便秘が続く。

疲労がとれない。

・寝ても途中で目が覚めて、眠れない

 

【こころの面】

・気分が落ち込む、悲観的になる、憂うつ。

・何にも興味がもてない、何をするにもおっくう。
・イライラして落ち着きがない。不安。

 

【行動の面】

・会社に遅刻することが増えた、欠勤が増えた。
・会社に行きたくない。

・口数が減り、否定的な発言が増える。
・人との接触を避けるようになった。

 

⚠︎あくまで目安です。

よくわからないけど、不調を感じるからとりあえず病院に行くのもありです。

 

 

                    この記事を要約すると

    ↓
1.素人では判断がむずかしい

・どこからが病気なのか境界線がないから。

・医療でもまだ解明してないところがあるので、プロに診てもらった方が良い。

 

2.早めに治療するほど回復も早い

・早めに薬とあわせて心理療法などの治療を行うことで回復がはやいと言われている。

・放置すると症状が悪化したり、長期化したりする

 

3.対処をすぐに考えられる

病院でプロの診てもらって正しい対処を!

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

精神疾患やこころの悩みを放置するのはいちばん避けたいところです。

 

いちばんだいじなのはじぶんの身体と心です。

 

こころの不調をかんじたら、人の目や周りの意見にはいったん耳をふさいで病院に行ってみてくださいね😌

 

⚠︎病院のなかでも評判が良くなかったり、悪徳なところもあるようですので、まわりの口コミを見てみてください。