心を守るために必要な"逃げる"の必要性と考えかた
学生であれば部活やアルバイト、社会人であれば仕事などを辞めようと思って身近な人に相談したときに「逃げ癖がついてなにも続かなくなるぞ」などと言われた経験がある方もいるでしょう。
必ずしもそうではないですし、むしろ必要なときもあります。
日本ではなぜか我慢が美徳とされている部分があります。
逃げ続けたら逃げ癖がつくから良くないと思う人が多いかもしれませんが、"逃げる"という選択肢は持っておいたほうがいいです。
そこで、わたしの経験から感じた"逃げる"という選択肢を持つことの必要性とかんがえ方をお伝えします。
なぜ逃げるという選択肢が必要なのか
結論からいうと、心を壊さないためです。
どれだけ意気込んで、覚悟をきめてとびこんだとしても「なにかちがう」と思うときがあると思います。
そうなったときに、まだ続けられそうな余力があってやってみようと思えるなら続けてもいいと思いますが、「このままだときついな」と感じながら続けてしまうと心が壊れてしまう可能性があるんです。
これはわたしが実際に経験したことですが、いままで3種類のバイトをしてきました。
ですが、どれも4回以上行けたことがなかったんです。
やめにやめて現在4種類目のバイトをしていますが、過去最高に続いていてほとんどストレスフリーでできています。
こころを壊さずになにかを続けていくためには
・精神的な負担がかかりすぎないこと
・周りの人と無理なく過ごせる
の2つがだいじです。
あくまでこころを壊さずにという前提です。
バイトをやめたことをいろいろな人に話して感じたのは、「どれだけきつくても簡単にやめるな!」という考えを持った人が多いということです。
その考えが悪いことだとは思いませんが、それは心が壊れないかぎりです。
ここで伝えたいことは、いちばん大事なのはじぶんの"からだとこころ"なんだということです。
逃げるなら合うものを見つければいい
上でわたしが実際に経験したバイトの話を挙げましたが、そこで実際に逃げて学んだ教訓が下の2つです。
・合わないなら合うものを探せばいい
・必ずしも既存のものが合うわけではない
この2つです。
1つめは「そんな簡単に言うなよ!」と思う方もいるかもしれませんが、こころが壊れそうなら直ちに離れるべきです。
でも逃げるだけだと永遠にループなのでその過程のなかで合うものを探せばいいだけです。
そして2つめは今すでにあるものがあなたにはあってないかもしれないということです。
(社会人ではなく)稼ぎたいとおもったらバイトをするひとがほとんどでしょう。
ですが、そもそも人のもとで働くのが苦手なひとやそもそも人と会いたくないし話したくないというバイトが合っていない人もいるでしょう。
なので無理して合わないところに飛び込む必要はそもそもありません。
食べ物と一緒
ちょっと極端な例えかもしれませんが、嫌いな食べ物ってだれからもなにも言われなかったら食べませんよね?
嫌いな食べ物を避け続けていろんな物を食べ続けたらいずれじぶんにとっておいしいと感じる食べ物に巡りあうはずなんです。
めちゃくちゃ嫌いな食べ物はなんど食べてもおいしくないですし、そもそも克服しなければいけないという考えもちょっとずれている気がします。
1つの栄養がある食べ物が食べれなかったとしても、それの代わりになる食べ物もあるわけですからそれを食べればいい話です。
例え話として食べ物で話しましたが、結局は合えばいいんです。
まとめ
今回は"逃げる"という選択肢を持つことの必要性と考えかたをお伝えしました。
こころは1度壊れると治るかわからないんです。
なにかをやめる・逃げるというのはそう簡単ではないかもしれませんが限界がくる前に"逃げる"という選択をすることで次に向けてまた動いて新しくスタートできます。