満員電車がこころに害悪な理由とそれを避ける、軽減する方法
通学・通勤などで電車を利用するひとは多いでしょう。しかし、電車はメリットと同じくらいのデメリットがあるものだとかんがえてもいいくらいです。
わたしは満員電車に乗ることは便利さを利用する代わりにこころの健康を低下させるものだと考えています。
満員電車はいくら元気な人がのってもストレスは溜まります。
今回は満員電車がこころの健康に害悪である理由をお伝えします。
ひととの物理的な距離が近い
ひとにはパーソナルスペースという他人に侵害されると不快に感じる空間があります。
物理的に一定の距離を保たないとストレスを感じるんです。
相手が仲の良い友達や家族、恋人ならば逆にストレス発散になったりしますが、赤の他人にその距離にふみこまれるとストレスになるんです。
そういう意味では満員電車は四方八方にひとがいて、パーソナルスペースは守られていません。
そしてパーソナルスペースは男女によってちがいがあります。
男性の場合…じぶんを基準に前後に楕円形をしています。つまり、前後にちかづかれることの警戒心がつよいけど、横にちかづかれることの警戒はうすいんです。
女性の場合…じぶんを基準にほぼ完全な円形の形をしています。つまり、前後左右おなじくらいの警戒心があります。
これからわかるようにどれだけがんばっても満員電車でパーソナルスペースを保つことができません。
安定しない
満員電車ではほとんどの場合座れないですよね。
立っている状態でつり革につかまっていたとしても予測できない揺れによって不安定になったり、ひとが倒れてきたりとふだん入れなくてもいいところに力が入ってしまいます。
ただでさえひととの距離が近く、身動きがとれない状態なので朝から疲れてしまいます。
満員電車のストレスの軽減の仕方
①ドア付近のスペースに行く
②乗る駅を変える
③乗る車両を変える
④スマホなどで音楽や音声を聞く
1.ドア付近のスペースに行く
満員電車の圧迫した空間から一刻もはやく解放されるにはスムーズに降車できるドア付近にいることがおすすめです。
2.乗る駅を変える
場所によってぜんぜんちがうかもしれませんが、最寄りの駅で乗るひとが多いならその前の駅で乗るのもありかもしれません。
運がよければ座れることもあるかもしれませんしね。
③乗る車両を変える
先頭車両や最後尾車両はまんなかの車両よりも比較的に空いていることが多いです。
すこしでもストレスを軽減させるためには空いている車両に乗るのもひとつの手です。
④スマホなどで音楽や音声を聞く
距離が近いのと他に声もストレスの1つになります。
たとえば知らないひとが友達どうしや知り合いどうしで乗っていて、あなたの近くで話をするかもしれません。
そんなときに音楽や音声を聞くことで気を紛らわすことができます。
ただし乗ってからだと身動きがとらないので乗る前からイヤホンなどをセッティングしておきましょう。
満員電車のストレスを避ける方法
満員電車のストレスを避けるには電車に乗らないの一択です。
これはわたしの実際にやったことですが、大学の通学手段として毎日満員電車に乗っていました。
他にも理由はありますが、電車で通学するようになってからうつ状態がひどくなっていきました。
ひどいときだと電車に乗ろうとすると体が拒否して動かなくなるときもありました。
なので電車で移動するのをやめて移動手段を原付バイクにしました。
そこから実感があるほどストレスが減りました。
移動手段は他にも自転車(スポーツタイプ)・車などがあります。
こればっかりは状況によって移動手段をなかなか変えられない方もいるかもしれませんから、そんなひとは上で挙げた満員電車のストレス軽減の仕方を参考にしてみてください。
まとめ
この記事ではあくまで満員電車がこころの健康に良くないということで書きました。
決して電車に乗るな!と言いたいわけではないのでそこはご理解ください。
座れるくらいのひとが少ない時間帯であればストレスはさほどないと思います。
今回の記事を参考に、状況に応じて試してみたくださいね。