こころの病気でなくてもカウンセリングを受けるべき理由

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カウンセリングというと

うつ病などこころが病気になったとき・症 状が悪化したときに行くもの

・ちょっとの悩みで行かない方がいい

・メンタルの弱いひとが行くところ

のようなイメージをもっている方もいるかもしれません。

 

しかしまったくそんなことはありません。

 

我慢が美徳とされる部分がある日本ではどうしてもカウンセリングに行きにくい風潮あるかもしれませんし、病気じゃないなら行かないほうがいいと思う方もいるかもしれませんがぜんぜんそんなことはありません。

 

アメリカではカウンセリングを受けることは散髪やネイルケア、風邪薬をもらいに行くような感覚なのでマイナスなイメージもなく普通に利用されているようです。

 

カウンセリングに行くと周りからなに言われるか…と悩んでいてなかなか行けないのであれば、"行ったとしてもじぶんから言わなければバレることはない"のでぜんぜんだいじょうぶです。

 

わたしは実際にカウンセリングを受けてかなりメリットを感じました。

 

そのなかでカウンセリングはたとえ病気じゃなかったとしても行ったほうが良いものだと思ったので、今回は実際の経験を踏まえてこころの病気じゃなかったとしてもカウンセリングを受けるべき理由をお伝えします。

 

 

こころのメンテナンスのため

周りに厳しいひとがいれば「自己管理の問題だ!」と言われるかもしれませんが、素人がこころの健康を正確に管理するのはむずかしいところです。

 

からだの健康だってそうです。

じぶんだけでは管理しきれないので健康診断に行ったり、歯のメンテナンスのために歯医者に行ったりすんです。

 

こころの病気はいくらじぶんが元気だ、問題ないと感じていてもいつのまにか病気になっていたなんてこともあり得ないことではありません。

 

 

かんがえ方のクセがわかる

ひとそれぞれかんがえ方にはクセがあります。

 

それがそのひとにとって良いのかそうでないのかはありますが、もしどこかのタイミングでじぶん自身を責めてしまったり追い込まないためにも専門家の視点からアドバイスをもらうことは今後に役立ちます。

 

 

話すことで問題を整理できる

カウンセリングを受けるということは、いま抱えている問題の状況・感情などを言語化することになります。

 

じぶんの頭のなかだけでかんがえるのはなかなかむずかしいですが、話すことによってかんがえや気持ちを整理することができ、問題解決に近づくことができます。

 

 

しっかり話を聞いてくれる

カウンセラーは言わば話を聞く達人のようなひとです。

 

たとえ言いにくいような話で、なかなか言葉にするのがむずかしかったりどもってしまってもカウンセラーは急かすことなくゆっくり待ってくれます。

 

じぶんのペースで話を聞いてもらえるので焦ることもなく安心して会話ができます。

 

 

不安や緊張が緩和する

カウンセラーはまず相談者の話にたいして否定・批判をすることはなく、とにかく話を聞いてくれます。

 

今まではなかなか理解されなかったような悩みを吐きだすことができるので、それと同時に感情を外に出すことができて精神的に不安や緊張が和らぎます。

 

カウンセラーは相談者の感情やかんがえを尊重してくれるので、相談者側は自己肯定感を高めることができるでしょう。

 

 

まとめ

⚠︎いくらカウンセラーと言ってもひとですから相性の問題があります。

また、カウンセリングの方法や料金もちがいます。

このカウンセラーは合わないな…と感じたら変えてもらうこともできますから、じぶんに合ったもの選びましょう。

 

カウンセリングは抱えている問題を根本からかんがえることができるので解決策を見つけるのに有効な手段です。

 

周りに相談できるような環境ではなかったり、話をしてもなかなか理解されなかった悩みを打ち明けることができる場でもあります。

 

カウンセリングだからすべてのことを話さないといけないと思わず、話したくないと思うことは無理に話さなくて大丈夫です。

 

ただかんがえ・感情をしっかりと聞いてもらえる機会はつくったほうがいいですし、問題が良い方向に進展することもあります。

 

周りに相談できるひとがいないからと諦めるのではなく、カウンセリングを受けることも視野に入れてみてはいかかでしょうか。