学校・仕事に行きながらうつを克服するために必要な条件
うつ病になると、うつ病ではなかったときにしていたことのハードルが上がります。
わたしの場合、大学に通いながらなんとか克服することができました。
そのなかで、うつ病は学校や仕事に通いながらやなにかと並行しながら克服するにはある程度の条件が揃っていないとかなりむずかしいことだと感じました。
そこで今回はじぶんの経験から、学校や仕事に通いながらうつを克服するために必要だと思う条件をお伝えしようと思います。
わたしが感じる必要な条件とは
①軽度であること
②(1人でも)相談できる理解者がいること
③環境の調整ができること
④活動量が多すぎないこと
です。
①軽度であること
すでに出鼻をくじかれた方もいるかもしれません。
正直、軽度でなければなにかと並行しながら克服するのはかなりむずかしいと感じます。
わたしの場合ですが外に出ようと思えば出られたし、なにか作業しようと思えばできました。
正直かなり疲れはしましたが(^^;
バランス的にかなりむずかしいところではあると思いますが、医者の判断+じぶんの感覚がだいじだと感じます。
医者がむずかしいと言えば休んだほうがいいですし、じぶんが無理だと思えば休んだほうがいいので医者とじぶんの判断で決める必要があるように感じます。
②(1人でも)相談できる理解者がいること
これもかなりだいじです。
わたしの通っている大学は医療系の大学で講義を担当する先生方は精神疾患であったり心理学やカウンセリングについて学んだ経験がある方も多くいました。
なのでわたしの場合は先生がカウンセラーでした。
うつ病はたとえ精神科医であっても症状を理解していないことがあるので、経験がなかったり精神疾患について学んだことがないひとに相談をしてもなかなか気が休まらなかったり、理解されずに逆に落ち込んでしまうこともあると思います。
なのでしっかりと専門知識のある方にカウンセリングをしてもらったり、相談をしたりすることでかなりこころの支えになるのでしっかり理解してくれるひとに相談するというのは必須です。
③ストレス源を減らせること
ひとそれぞれ毎日することはちがうとおもいますが、その習慣によってストレスを受けている可能性があります。
たとえば毎朝、満員電車に乗っているとします。ちなみに満員電車は健康なひとでもかなりのストレスを受けます。その状況下でストレスを回避するために移動手段(行動パターン)を変えることができるかということです。
実際にわたしは移動手段を電車から原付バイクに変えました。
もしあなたの主な移動手段が電車だった場合、学校・仕事に通うとしたら電車はセットになり、毎朝必ずストレスを受けてしまいます。
そうならないためにストレス源(行動パターン)を変えることができるかが1つのポイントになってきます。
④活動量が多すぎないこと
学校や仕事は種類によってもぜんぜんスケジュールがちがうと思います。
大学でも暇すぎて〜と言えるくらい余裕のあるスケジュールのところもあれば、理系や医療系だとめちゃくちゃ忙しいところもあり、仕事は忙しくないところのほうが少ないと思いますがそれぞれ活動量がちがうでしょう。
仕事でも学校でも忙しければこころが休まる時間があまり取れません。
わたしの場合はかなりスケジュールがタイトなときもあり、症状は忙しくなるにつれひどくなり、スケジュールに余裕がではじめると同時に落ち着いていきました。
このことからかんがえると、こころを休めるには活動量が多すぎるのは良くないと感じます。
こころが休まるといってもひとそれぞれなのでアバウトにはなってしまいますが、ある程度こころが休まるくらいの活動量であることがだいじです。
まとめ
今回は学校・仕事に行きながらうつを克服するために必要な条件をわたしの経験からお伝えしました。
⚠️この記事はうつを学校・仕事に行きながら治せますよと言いたいわけでも、それを推奨するわけでは一切ありません🙌
わたしの場合いろいろな条件や環境が揃っていたので克服することができました。
うつ病は病気です。
あなた自身だけで判断するのはかなり危険なのでしっかり主治医とあなた自身と相談することが必要です。