ここの不調からくる疲れを持ち越さない方法
うつ病やこころの調子が良くないときは1日を通してかなり疲れると思います。
眠れたとしても翌日にぜんぜん疲れがとれていなかったりします。
疲れというよりも"だるい"という感じに近いですかね。
免疫とストレス耐性が下がってるんです。
風邪をひいて病み上がりの状態で活動をするといつもより疲れますよね。
わたしの場合それが毎日続くような感覚でした。
なぜ疲れを感じやすく、さらにそれを持ち越してしまうのか?
1番大きいのは常に緊張状態だからです。
落ち着ける時間が極端に短いんです。
不安や恐怖を感じて、体が緊張してしまっているので眠っていても十分に体が休めていないんです。
これを改善するには、1日のうち少しでも落ち着ける時間が必要です。
せめて家などで1人でいるときは落ち着ける時間があったほうがいいです。
なので今回は緊張を少しでもほぐし、落ち着く方法を紹介します。
今回紹介する方法は"手軽に" "お金をかけず"
なおかつ"今日からできる"ものに限定しようとおもいます。
1.腹式呼吸をする
腹式呼吸をすると、リラックスするよう体に働きかける神経にスイッチを切り替えることができます。
やり方
体の力を抜いたまま、おへその下に手をあてて長くゆっくり息を吐く。
↓
お腹の中の空気を全て吐き切るイメージで、口をすぼめるように息を吐く。
口をすぼめて時間をかけて息を吐くのがポイント
↓
下腹部が限界までへこんだら、次は下腹部に空気を膨らませるイメージで息を吸います。
鼻から吸うのがポイント
↓
限界まで息を吸い込んだら、3秒くらい息を止め、再び息を吐きます。
↓
これを繰り返す
慣れないうちは3分くらいの短い時間でいいです。
慣れてきたら5〜10分ほど行いましょう。
呼吸に合わせて身体の緊張がほぐれるイメージを持ちながら行うことで、実際のリラックス効果も大きくなります。
腹式呼吸はリラックス効果があるだけではなく、集中力も高めてくれます。
この方法は職場や学校の休憩時間にもできますし、目立たないので人目を気にすることなく行えるのでとてもおすすめです。
2,仮眠をとる
みなさん仮眠をとっていますか?
眠ることでもリラックス効果があるので、休憩時間を使ってすこしでも仮眠をとるのがおすすめです。
ストレス軽減のための睡眠は短時間でも効果を得ることができますし、椅子に座ったままやうつ伏せ状態で寝る、もしくは目を閉じてウトウトするだけでも効果があります。
3,植物を見る
緑色の植物を見ることで、リラックス効果を得ることができるんです。
近くにある観葉植物を見たりするのも効果がありますから、デスクや家に小さい観葉植物を置いたりするのがおすすめです。
また、1点をじーっと見つめることでも目や脳をリラックスさせる効果があるので、見るものを植物にすると相乗効果を得ることができます。
4,リラックス脳波を出す
脳波にはα波とβ波と呼ばれるものがあります。
α波…脳がリラックスしている状態
β波…起きていて、活動が活発な状態
α波はこころや体がリラックスしていたり、何かに集中している時などに出るとされている脳波です。
なので、α波を出した状態にすれば、自然にリラックスできるんです。
α波を発生させるにはさまざまな方法があります。
森林浴や波の音、鳥のさえずりなど。
心理的な安心感を与えたり、気持ちをリラックスするために作られた"ヒーリング音楽"、また、クラシック音楽を聴くことで出やすくなるんです。
こういった音楽を聴くことを習慣にすることで、意識的にリラックス脳波を発生させることができ、リラックス効果を期待できます。
5,よく噛む
ガムやタブレット、グミなどをよく噛むとリラックス効果があります。
ガムは長時間噛み続けることができるのでおすすめ。
グミやタブレットはすぐなくなってしまいますからガムは値段的にもおすすめです。
よく噛むことで、脳が活性化され、ストレスを減少させてくれます。
さらに、よく噛むことで脳の満腹中枢が刺激され食欲を抑制してくれるのでストレスによる暴飲・暴食を防ぐ効果もあります。
まとめ
今回は体をリラックスさせることでこころの不調からくる疲れを持ち越さないための方法を5つ紹介しました。
疲れを放置しておくことは体にも心にとっても危険です。
なので、今回のような方法を試して少しでも疲れを取りましょう。
今回の方法はお金をかけず、今日からでもできるというところを意識したので、手軽にできるとおもいます。
じぶんに合ったものを試してみてください。