こころの不調を相談できないひとがするべきこと
※すべて読むのがしんどい方は最後のまとめの上に要約してあるのでそちらを見てみてください(_ _)
こころに問題をかかえている時、なかなか相談できるひとがいない、打ち明けることができないという方は多いとおもいます。
わたしがうつ病のときは家族にさえもだまって病院に行って、治そうとしていました。
ですが、ひとりで抱えられる大きさではなかったので、一部のひとに打ち明けて力になってもらいました。
まず、友達や家族などの身近なひとたちにいっさい打ち明けることなく治すのは難しいですし、負担がかなりあります。
社会人のかたは打ち明けたほうが仕事量を調節してもらえるかもしれませんし、学生のかたは先生などが環境に配慮してくれるでしょう。
ここでは、必ず打ち明けたほうがいい!ということは言いません。
わたし自身、家族でもわたしがうつ病であることを知っているのは一部で、家族以外では2人のひとにしか話していません。
今回はタイトルのようになかなか打ち明けることができず、ひとりで悩んでいるかたがするべきことを3つ提案します。
1.カウンセリング(直接or電話)
カウンセリングは"専門家"に相談するということです。
正直これが1番かと思います。
直接でもいいですし、ひとに会うのがきついなら電話でもいいとおもいます。
なぜカウンセリングかというと、専門家だからです。
少なからずその道のプロであれば知識はあるので、まったくこころのことについて知らないひとに相談するよりはいいはずです。
というのも専門家に相談するのには以下のようなメリットがあります。
・話をしっかり聞いてくれる
・問題を整理できる
・じぶんの考え方かたの傾向がわかる
・意外な長所に気づかせてくれる
わたしがこのなかで1番メリットとして感じたのは、話をしっかり聞いてもえるということ。
ふだんからじぶんの話をしっかり聞いてくれて、肯定してくれる人はあまりいないんじゃないかと思います。
相手はプロですから、あなたに気を使わせないように配慮してくれて気づけば楽に話せるような雰囲気になるはずです。
なので専門家のカウンセリングを受けることはおすすめです。
⚠︎カウンセラーであっても、あなたに合っていない場合もあるかもしれませんから、合わなかったから変えていいとおもいます。
2.ほんとうに信頼できる友達に話す
これがなかなかむずかしいところだと思います。
なので、これはない!と思ったら、1、3を参考にしてくださいね(^^;;
仮にそういう友達がいるのであれば、ぜひ話してみてください。
ちなみにわたしはひとりの友達にだけ打ち明けました。
その友達は「なんでそんな状態になるまで言わないんだよ!」と言ってくれました。
もしかしたら打ち明けた友達がいろいろ調べてくれて力になってくれることもあるかもしれません。
もしそうなれば、かなり"大きな支え"になるはずです。
打ち明けた友達によっては言いふらされたりして傷つく可能性があるので、ぜったいにそれを避けたい場合はこの選択はなしでいいでしょう。
友達に打ち明けるかどうか迷っているのであれば、わたしが判断した3つのポイントを紹介します。
1,まわりに言いふらさない
2,真剣に受け止めてくれる
3,ふだんからしっかり話を聞いてくれる
主にこの3つです。
ふだんから関わっていればわかるところです。
この3つのうち1つでも欠けたらきびしいです。
なぜなら言いふらして変な噂になればあなたが傷ついてしまうからです。
上の3つのポイントをしっかり満たしたひとにだけ打ち明けましょう。
3.SNSで経験者や専門家とつながる
これが1番手軽でやりやすいでしょう。
うつ病のかたであればしんどくて外に出れない、できれば電話もしたくない。というかたもいると思います。
そんなときに"スマホひとつでできる"のがSNSで経験者や専門家とつながることです。
ツイッターではうつ病闘病中のひともいれば、わたしのように克服したかたもいらっしゃいますし、精神科の医師のかたも多いです。
なので、そういう方たちと繋がって話を共有することで、不安を軽くできるはずです。
もしくは、フェイスブックであなたと似たような状況のかたたちが集まるコミュニティに入ったり、じぶんで作るのもいいとおもいます。
会わなくてよくて、直接話さなくても良いというのはかなり負担が減るのではないでしょうか?
わたし個人的には専門家のカウンセリングを受けるのとおなじくらいおすすめします!
今回の記事を要約すると…
↓
1,カウンセリング
下の4つのメリットが大きい
・話をしっかり聞いてくれる
・問題を整理できる
・じぶんの考え方かたの傾向がわかる
・意外な長所に気づかせてくれる
2,ほんとうに信頼できる友達に話す
力になってくれると大きな支えになる
3,SNSで経験者や専門家とつながる
ツイッターやフェイスブックなどのコミュニティに入ることで話を共有して不安を軽くできる。
まとめ
こころの不調、病気はひとりで抱えるには負担がありすぎます。
まわりに言えないときは今回紹介した1,3を試してくださいね。
どんなひとでも、まわりに頼るのが必要なときもあります。
迷惑をかけたとおもうのなら、ひとが同じように苦しんでいるときに返せばいいんです。