不安を解消するために必要なこと
不安を解消するために必要なことは行動です。
すごくシンプルなので「なんだよ。そんなことか…」と思ったかたもいるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。
実際にわたしはうつを克服・改善するためにカウンセリングや軽い運動、なにかを書くなどの行動をしました。
行動と言うと、ちょっとハードルが高くなるかもしれませんが、わたしは行動とは「現状を変えるためになにかを試す」ということなんじゃないかと考えています。
例外はありますが、うつ病でもカウンセラーが、医者が、だれかがなんとかしてくれるわけではありません。大きな助けになることはあってもじぶんで行動しなければ現状が変わることはありません。
それは他のことでもそうです。
学生ならば部活や勉強で結果を出したい。
社会人ならば(副業などで)もっと稼ぎたい。
と思ったときになんの行動もしなければ変わりません。
そこで今回は不安を解消するために必要な行動を3つの軸からかんがえ、そしてどうすれば行動しやすくなるのかについてお伝えします。
不安を解消するために必要なことは
・信頼できるひとに相談(話す)
・なにかを書く
・(軽くでいい)運動する
の3つです。
わたしは上の3つを無意識にクリアしていたのでうつを克服できたのだと感じます。
順に説明していきます。
信頼できるひとに相談(話す)
わたしがうつのときにカウンセラーに現状の感情やかんがえを話していると、不安や悩みがそれまでよりは軽くなった実感がありました。
友達や家族とおしゃべりするだけでもストレス発散や不安を軽くすることができるので"話す"ということには大きな意味があります。
特に、良き理解者と話すことで不安や悩みはかなり軽くなることもあると思います。
あなたの話をじっくり聞いてくれたり、支えになってくれるような良き理解者は上でお伝えしたように"行動"をしていろんなひとと"話"をしていくなかで見つかるものです。
理解者とはあなたを"知ったような"気になっているひとのことではありません。
あなたの悩みに共感し、一緒にいろんなことをかんがえてくれたり、なにも言わず支えてくれるようなひとのことです。
そのようなひとに巡り合うためにも、不安や悩みを溜めこまないためにも、"話す"という行動は意識しておきましょう。
現状で相談したり話す相手がなかなか見つからないならカウンセリングを受けてみても良いと思います。
カウンセラーもひとなので必ずしも良き理解者になるとは断言できませんが、手段として持っておいたほうがいいです。
なにかを書く
なんでもいいんです。
とにかく書いて見ましょう。
なぜ書くことが良いのかというと、ストレスやこころのなかに溜めこんでいたものを吐き出すことで頭のなかを整理することができたり、なぜ悩んでいるのかが明確になりやすいからです。
また、じぶんの感情やかんがえを客観的に見ることで偏ったかんがえや感情に気づき、修正したり、どうすればいいのかをかんがえれるようになるのもメリットの1つです。
そのなかでわたしがおすすめするのは未来に対する不安や悩み、それに対するかんがえを書くことです。
わたしがうつになって、ある時から小さなメモ帳にそのときの思いやかんがえをとにかく書き出していました。
それ以外にも偉人の名言をネットで見て、じぶんに刺さったものやすこし安心させてくれたような言葉をずっとメモに書いていました。
書いている間は無心になれますし、こう書いたのはなぜだろう?と振り返ることでどうすればいいのかをかんがえるようになり、解決策や仮説を立て、それを実行することで解決に近づくこともできます。
書くことはすごく簡単です。
紙とペンがあれば書くことができます。
なので書くということも不安を解消するための行動の1つとして意識してみましょう。
(軽くでいい)運動する
運動といってもジムに行く必要もないですし、まとまった時間を作らなくても効果を得ることはできます。
たとえば近くのコンビニに行くときは早歩きで行ってみたり、階段を早歩きでのぼったりするなど、ふだんの生活のなかですこし活動量をあげるだけでも効果はあります。
このようにスキマ時間でできることもあります。
わたしの場合は朝起きてすぐに15分ほど散歩をしていました。
実際に朝散歩することは幸せホルモンの「セロトニン」を分泌してくれたり、体内時計を整えて睡眠の質を上げてくれたりとからだにもこころにもメリットがあります。
運動したいけどなにをしようか迷っているかたは朝散歩をすることをおすすめします!
行動しやすくするには
行動しやすくするためには
"ハードルを下げる"ことがだいじです。
例えば運動=ジムだとハードルを上げてかんがえてしまうと行動しにくくなりますよね。
でも、近くのコンビニや通勤のときに早歩きするのも運動!とかんがえたら行動しやすくなりますよね。
ハードルを下げることは行動しやすくなるだけでなく、続けやすくもなります。
それに、低くしたハードルをやり続けることで自然と質も求めだしてより良いものになったりするので、最初からハードルを高くする必要はまったくありません。
まとめ
今回は不安を解消するために必要なこととして行動すること、そしてそのなかで話す・書く・(軽く)運動するという3つの行動を軸にお伝えしました。
行動するためにはハードルを下げることがだいじだとお伝えしました。
なかなか行動できなかったり続かなかったりするのは本来なら長期的にみると達成でき得る理想を短いスパンで求めてしまい、さいしょからハードルを高くしてしまうからです。
達成できればいいんです。
急がなくてもだいじょうぶです。
ハードルを下げて小さな行動をから小さな変化を起こすことで不安は解消できます。
なので小さいことからやってみましょう。