精神疾患は性格を変えても良くならない?

f:id:moriii6262020:20200907003005j:image

困難が目の前に立ちはだかったとき、

じぶんの性格によって不利を感じたときなどに

「性格を変えたい!」とか

「性格が変われば…」と思ったことがある方もいるでしょう。

 

精神疾患を抱えているかたでそう思う方もいるかもしれません。

 

わたしは人間は長期的にみたら性格は変わる。

しかし、変えなくていい。と考えています。

 

例えば内気で人前に立ってしゃべるのが苦手なひとがいたとして、そのひとが長期的にさまざまな経験を通して、人前で話すことがうまくなったとします。

 

仮にそのようなネガティブな要素が消せたとしても、新たにじぶんの欠点やネガティブな部分が見えてきたらまた変えたくなってしまいます。

 

そう考えると、性格を変えるというのはキリがないんです。

 

なので性格を変えるのではなく、考えかた・捉えかたを変えることがだいじです。

 

考えかた・捉えかたの2つを変えるためには行動を変える必要があります。

 

ということで今回は、

考えかた・捉えかたの2つを変える行動をお伝えします。

 

 

考えかた・捉えかたを変える行動

上で、性格は変えなくていい。

と言いましたが、考えかた・捉え方を変える行動を続けていれば自然と性格も変わってきます。変わったように見えると言ってもいいかもしれません。

 

当然ですが、考えかた・捉えかたを変えるための行動はそれにつながるような形ではないといけません。

 

そのために変えたい性格に対してそれにアプローチする行動を最低2つとりましょう。

 

例えば内気な性格を変えたいなら

・お店の店員にありがとうと言う

・大きめの声で挨拶する

・人に合わせるのではなく、意見を言う

など。

 

このように変えたいものにアプローチするための行動をとることがだいじです。

 

 

長所に目を向ける

あなたの周りに多くの人から好かれている、おもしろいなど魅力のあるひとがいるでしょう。

 

その人は短所が少ないから好かれているわけではなく、短所が気にならない。もしくは短所が小さく見えるほど長所が目立っているからです。

 

ここで性格を変えなくていい。ということにつながってきますが、いくら短所をつぶしたところで目立つ長所がなければ人に好かれることは少ないでしょう。

 

短所が見えても長所の印象が強いと好かれます。

 

つまり、短所をつぶすのに悩んだり時間をかけるよりも長所を伸ばすほうが精神的にも楽です。

 

長所を見つけるには?

長所を見つけるには良いことを日記に書くことをおすすめします。

 

良いこととは具体的に

1日の内で楽しかったことや出来事などです。

 

思いつかないならがんばって絞り出してください笑。

 

良いことをがんばって絞り出すことが習慣になれば、さまざまな出来事を良い側面から考えるようになり、ポジティブ思考になります。

 

 

まとめ

わたしはうつを改善・克服して、性格を変える必要はないと感じています。

 

表現的にむずかしいですが…

性格を変えるためにそこに直接アプローチするというよりは、考えかた・捉えかたを矯正することで結果的に性格に対して良い影響があったと言ったほうがいいですね。

 

じぶんの性格のネガティブ要素よりも

ポジティブ要素に目を向けることがだいじです。

 

なぜならネガティブな要素はすごくかんたんに見つかりますが、ポジティブな要素は考えないと見つからないからです。

 

ポジティブな要素をどうやったらさらに伸ばせるかと考えるのもすごくだいじです。