絶望しないためになにが必要か
目標や理想が潰えたとき、人間関係で裏切られたときなどじぶんにとって大きく不利な状況になったとき絶望することがありますよね。
特に人間関係からこころの不調になり、その不調のなかで未来を考えると絶望しやすいんじゃないかと思います。
今回は絶望はなぜ起こるのか。
そうならないために必要なことはなにかをわたしのうつを克服した経験からお伝えします。
未来に対して理想だけを見ない
絶望はほぼすべて未来に対してのものだと感じます。〇〇がなくなった、できなくなった
「これからどうすれば…」のように。
ひとが絶望する理由はおおよそ2つあります。
・最悪のケースをあまり想定できていない
・疑わない
からです。
なにか新しいことをしたり、ちょっとした行動にもリスクがあったりしますよね。
そのときに上でお伝えしたように最悪のケースをあまり想定できていないと、感情の針がネガティブな部分に行きやすくなってしまいます。
例えば、2人の人がギャンブルをしたとします。1人は当たることだけしか考えず、もう1人は当たる確率は低いだろうなと良くない想定をしているとしたらはずれてしまったときに絶望しやすいのは前者ですよね。
小さいところで言うと日常生活でもそうです。
例えばあなたが友達のためになにか手伝ったとします。そこで無意識の内になにかしらの形で見返りが欲しいなと期待してしまってそうならなかったとき、負の感情が生まれやすくなってしまいます。
未来に対して理想だけを想像するのは
絶望を生みやすくしているだけです。
なにかに期待したり、信じるまえに
"疑う"という工程を1つ入れることができれば理想だけを考えることをやめて、良くないケースも同時に考えるようになり、絶望しにくくなるはずです。
災害対策のようなものです。
対策している人は想定している人であり
対策していない人はそんなことは1ミリも想定していません。
実際にその状況になったときに強いのは対策をしている人ですよね。
なぜなら対策をしているので、物の準備だけでなく心構えもでき、していないよりも冷静に対処することができるからです。
まとめ
感情は神経や感覚などさまざまなものが関係しているでしょうから、一概に感情の部分だけ切り取って〇〇だ!と断言はできません。
一瞬の出来事では感情の制御ができないこともあるでしょう。
しかし、生活を送るうえで小さなことにイライラしたりすることは多いと思います。
そういう小さいものはある程度制御できるはずです。
例えばこういう時にイライラするなぁとパターンがわかっておけばそうなったときの対策をすることができますよね。
小さな負の感情も重なると大きなストレスになる可能性もありますから感情に振り回されないためにも今回お伝えしたことを意識してみてください。